[完結]可愛い系オオカミ君の溺愛事情。






俺たちが体験するのは絵付けだ。


ひとりひとつ渡された茶碗に絵を書いていく。




「はなー、何書いてるの?」




「私はさくら。佳奈ちゃんは?」




「あたしは猫だよ」





4人がけのテーブルの向かい側に座っているはなと笹原は楽しそうに茶碗に絵を書いている。



俺の隣に座っている真尋は……。