真尋はケースを開けて、タブレットを口に入れた瞬間涙目になった。 そりゃ、そうだろうなぁ。 はなが試験週間とかの時によく食べてる、眠気覚ましにピッタリなやつだから。 辛さが星の数で表示されてるんだけど、このタブレットは星5つの辛さ。 MAXレベルだ。 「かっら!!なんで辛い物ダメなきょーちゃんが持ってるんだよ!!」 「はなのだし」 真尋が「そうなの?」とはなに視線を向けると、はなはうなずいた。