[完結]可愛い系オオカミ君の溺愛事情。






「それ、私が無神経って言いたいの?」




「違うって。なんでそんなにひねくれたとらえ方をするんだ」





眉をひそめてそう言うとはなは面白そうに笑った。





「あはははっ!!冗談だよー」





…楽しそうで何よりだ。






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新幹線が、もう少しで目的の駅に到着するからと言って、先生たちが寝ている生徒を起こしに回ってきた。