[完結]可愛い系オオカミ君の溺愛事情。






はなはニコッと笑ってうなずいた。




しばらくして、はなは窓の外を見て目を輝かせた。



細い指で窓の外を指さしたかと思えば、小声で俺に教えてくれる。





「虹が出てるよ!!」




「え?あーほんとだ」




「携帯で撮れるかなー?」





無茶だ…とは言わないけど、難しい気がする。


窓ガラスはさんでるから少し画質劣るだろうし。