「はい、どうぞー」 そんなこんなで、しばらくトランプをしたりお菓子を食べたりしていたら新幹線が隣の県に入った。 笹原と真尋は眠りの世界に入った。 寝るの早すぎ。 「よく寝るな、ほんと」 「楽しみで寝れなかったらしいよ。3時くらいにメールの着信があったのに今朝気付いた」 「まじかよ。信じられない」