笹原大好きな真尋の顔は一気に明るくなる。



……単純な奴。

笹原のことが好きなの、バレバレ。





「ねえ、あたしたちの座席、そっち向きにしていい?そしたら4人でババ抜きとかできるよ」





そんな笹原の提案を真尋が断わるはずもない。


俺の許可をとるわけもない。






「喜んで!!そうしようそうしよう!!」