[完結]可愛い系オオカミ君の溺愛事情。






私はうさぎのキーホルダーを受け取り、胸に抱いて頭を下げた。




「先生、ありがとうございます!!」




「どういたしまして。…それにしても、昨日は驚いたぞ。いつもニコニコして女子にちやほやされてる柴崎があんな風になるなんてな?」



確かに昨日のきょーちゃん、怖かったもんね。

さっきのきょーちゃんも怖かったけど。




「あれが、素。女子に可愛いって言われて『ありがとう』って言ってるのは偽の俺。内心、『うざい』って常に思ってる」





きょーちゃん…そこまで白状しないでいいんじゃないかな?



先生はおもしろそうに豪快に笑った。