月に映る狼





女達が去る姿を横目に一人の少女に顔を向ける



「怪我は」



突然投げ掛けられた問いに驚きながらも
少女は答えた



『えっと…だ、大丈夫です!!』


「そう」



蘭はそう言うと背を向け校舎へと向かう



『あ、あの!私 一條 桜 って言います!!
貴方のお名前教えて貰えませんか!?』