~昨日~
「なに」
急に呼び出された事に苛立ちを感じながら尋ねる。
『ん?あぁ!蘭転校しないか!?』
「は?」
『俺が理事長してる高校あるだろ?
そこなら枢達がいる。だから親父や俺達も安心だなって最近話していたんだ。』
「...」
『別に無理に決める必要はねぇよ?
ただ、蘭は枢達と一緒の方が安心するんじゃねぇかなと思ってさ』
「...行く」
『そうか!!
制服は明日の朝フロントに届けさせるからな!!!!
制服着て理事長室に来てくれ!!
担任は蘭の知ってる奴だぞ!!
じゃあ俺は明日の準備があるから!!チュッ』
郁は、その言葉を聞きながら嬉しそうに返事をすると
休む暇なく口を動かした後、
郁の恒例となっている[バイバイのチュー]を
額にしてから出かけていった。

