あたしだけのヒーロー


*―――――――――――――――――**



「夕日ー帰ろうぜ」




「朝日!!うん!!」





まだ小さなあたしたち。



家が隣同士で、親同士も親友で、あたしたちも当然のように仲が良かった。





あたしは朝日が好きで、ずっと一緒にいたいって思ってた。





朝日の横はあたしで、それがうれしかった。







「夕日ちゃんって、本当朝日くんの前だとたいどかわるよね」




小学校5年生になって、朝日がもて始めた。