あたしだけのヒーロー

「ふえっ………ずっ、…ぐすっ」






どのくらいの時間そうしていただろう…。





気付いたら後夜祭は終わったみたいで、外から聞こえていた喧騒はすっかり聞こえなくなっていた。






「……帰らなきゃ…」







泣きすぎて、ちょっとふらつくけど。







無理やり歩き……あ、やばい。だめだった。







倒れる、そう思った時には、体が温かい何かに支えられていた。








「…っあぶねっぇっ」