あたしだけのヒーロー

「俺は、夕日のことを見てるから。







………夕日の向ける笑顔がそいつにだけ違ったから、




あー…夕日はあいつに恋してんだな、ってわかったよ。」







「笑顔…?」






「うん、そう。





本当はさ、長期決戦で行く気だったんだけどさ…






気が変わった。俺も新しい恋見つけたくなったんだよなー。




うれしそうな夕日の顔見てると。







……だから、前に進むために、…ちゃんと振られようと思ってさ。





嫌な役目させて悪かったな」