啓が笑うのにつられて、一緒になって笑う。




「確かにそうだね。





昨日はそれどころじゃなかったし!!!」





「…あー…なんか、長かった、ような…





でも、なんかお前との思い出は昨日のことのように感じるんだよな」






「あ、あたしもそれ思った」







昨日、仲直りして初めて幸せな思い出を思い出せた。






……それまではずっと、あの場面ばっかりだったからさ…








……で、まぁその思い出ってすっごく鮮明だったんだよねー