あたしだけのヒーロー

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【中1 春】




朝日がいなくなって、2年が立っていた。



あたしは電車で片道2時間かかる私立へと進学した。






「夕日ーっおはよっ」




「千里!!おはよー」





成宮千里。



あたしも千里もバスケ部に入っていて、お互いに意識していた。



席替えの時に席が近くになったことがきっかけで仲良くなった。




ショートボブで、ボーイッシュという言葉が似合う彼女とは馬が合って、一気に親友になった。