あたしだけのヒーロー

前は男の人に触られるのもダメだったのに…。





朝日の腕のなかは落ち着く。





安心して、呼吸ができる。






「………朝日……お願いっ…離れて、行かないで…っ」








もう、あんな思いはしたくない。




あたしを汚いという目で見ないで…っ







お願い…離れていかないでっ……千里っ










「行くわけないだろっ!!…行くわけねぇじゃねぇかよ。




俺はお前のそばにいる。もうどこにも行かねぇ…お前を一人になんかしねぇよ、絶対」