あたしだけのヒーロー

…あれ?なんで、?うまく、息ができ、ない…っ





「…汚い手で、こいつに触るんじゃねぇよ。





こいつは俺のだ」






白んで行くぼやけた世界で最後に見たのは、






あたしを守るように、あたしとあいつの間に立っていた真依と美奈と優と遥の姿。







………そして、ふわふわとした感覚の中、





「…安心しろ」





すぐ耳元で聞こえた朝日のひどく優しい声にあたしは意識を手放した。