ぷちっという通話が切れる音がしてプープーと切れた。 というか、きった。 うるさい人はこうするのが一番いい。 たまには強引さも必要なのだ。 20分の間に明後日の準備でもするか。 私はタンスから着替えと、着る服を選び、カバンに詰め始めた。 ピンポーン 「はーい」 チャイムが鳴り、駆け足で玄関のドアを開けに行った。 「お、いらっしゃい。上がってく?」 少々、不機嫌顔な海里を放って私は、中に連れ込んだ。 鬼のようだ。 「ありがとうね、で、海里例のものを下さい」