______ 「ごめん莉子、待たせてっ!」 私のほうが先に買い終わったらしく、店の外のソファに座っていると陸たちがこっちにやってきた。 結局、誰とも相談せずに買い物しちゃったけど、ま、いっか。 私はソファから立ちあがった。 「いいもの買えましたか?」 陸は笑顔でおうと頷くと手に持っている袋を掲げた。 後ろにははぁ、とため息をつく葵といまだ眠そうな紘がいた。 大方、振り回された感じだろう。 ポケットに入れておいた、スマホを取りだし時刻を確認するともうすでに11時になろうとしていた。