葵SIDE 「莉子ちゃん、今日は本当ごめんね・・・って」 脱衣所から出てきながら莉子ちゃんに謝ろうとするとソファに莉子ちゃんが横になっているのが目に入った。 珍しく、寝てる。 俺たちの前で寝ることなんてなかったのにやっぱりつかれていたんだろうか。 「はぁ」 俺は小さくため息をつき、莉子ちゃんが寝ている隣のソファに腰を下ろした。 いくら莉子ちゃんの提案だからと言ってあの時流されて雨の中女の子を走らせるとか最低だ。 何が王子様だよ。 今更ながら自分につけられたイメージに自己嫌悪する。