そんなことを考えたとき、私はそろそろ足が届かない位置まで来ていることに気づいた。 足をプラプラさせても、何も触らない。 結構深いのかなぁ? 「葵、今足届いてます?」 まだまだ、余裕そうな葵に聞くと 「うーん、ギリギリかな?千景は?」 「あ、俺ももうギリギリだわ」 それでも砂に触れてるのがすごいなぁ・・・。 と、その時、千景が何か面白いことを考えたようにニヤッとした。 「ねね、莉子」 そういわれ、千景のほうを向くと、いきなり体がひっくり返るような感覚がした。