たとえ、私がまだみんなで過ごしたいって思っても。 もし、みんなが私をとどめようとしてくれても。 時間が来れば、私の役目はそこで終わり。 それまでに、せめて。 それぞれの抱えるものの支えになれたらって思う。 私はもう一度、しっかりと葵の瞳を見つめた。 「きっと、それぞれがどう思おうと、私たちの間にひかれた線は決して消えることが♞思うんですよ、少なくとも期限内には」