ぶりっこ女は最強総長!?

「やっぱりまだ気にしてんのか。あれはお前のせいじゃねぇ。あいつだってお前を守れて、幸せそうだったろ?」

舞架、だから、もう自分を責めるなよ・・・

『でも本当なら、今もまだ"生きて"いたのに。私がっ、私のせいでっ!!』

「舞架!!」

『私は、"あーくん"のためにも、今頑張るんだ。この世から汚い族を無くす。』

このときの私の目は、真っ暗な闇に染まっていた

「・・・あいつは、そんな心狭くねぇよ。でも、その気持ちはいいと思う。なんでも一人で背負うなよ?」

わかってんのか?

お前は、もっと周りを頼っていいんだ。

『わかってます。今回は私一人ではできないですから。』

「なら、いいけどよ。・・・じゃ、担任呼ぶな。」

『はい。遅刻してすいません。』

「いーって。10秒まってな。

ーピロリロリーン

2-S担任の木田先生。10秒以内に理事長室まで♪

これなかった場合は・・・♪」

『どんな放送してんすか・・・』

「5

4

3

2

1

ぜ、」

ーガチャンッッ

「まーった!!おい!!毎回毎回ふざけた放送流すなよ!!俺、今1階にいたんだぞ!?ただでさえ遠いのに、10秒って、・・・ん?え、あ、舞架!?」