運命のブレスレット

朝のホームルームが終わると、私はすぐに夏帆の席へと向かった。


隣の人の席が空いていたのでそこに座る。


「夏帆、話って?」


「萌南!話ってじゃないよ!今あなた、時の人になってるよ。」


「時の人?」


「昇降口での公開告白と萌南のアレと、あと謎の黒塗りレクサス。」


謎の黒塗りレクサスって…


そんな言われ方されてるのか。


まぁ今はそんなことはいいけど。


「…ア、アレって?」


「高島への蹴り上げ!」


「あ…あ、あれは…。」


どうしよう…。

噂になること考えてなかった。


このままだったらまたあの繰り返しじゃん…。


あの、悪夢のような毎日…

地獄のような日々…


またあの繰り返しなの?


そうならないために、今まで大人しくしてたのに。