暁良かったな… 両想いで…。 暁がすずのことが好きなのは知ってたし。 2人にはなにも言わないでいよう。 温かく見守ることにしよう。 「暁に連絡するな」 「解熱剤持ってきてもらわないと」 「んー…ケホッ圭ちゃんが…やってよ」 「ほら、咳でてるから横になりな」 「あと、俺は主治医じゃないから無理」 すずをベッドに寝かせた。 「圭ちゃんのケチ…ケホケホッ」 布団を鼻の高さまでかぶって目をウルウルさせながら 俺をみてくる。 それを無視して暁に連絡した。 連絡するとすぐに病室に来た。