嫌いだけど…



「…先生…すず先生起きてください」




「ん…?あっ、ごめん」



水嶋さんの声で目覚めた。




「全然いいですよ、熱計ってくださいね」


体温計を手渡された。



「うん、ありがと」


測り終えて体温計を渡した。




「36.1、熱はないですね」

「ご飯は無理しない程度に食べてください」




「うん」




「あっ、あまり無茶しないでくださいね」




「そうだねハハ…」




ガラッ


水嶋さんに言われるだなんて思ってなかった。