「お前にやけすぎだよ」

「何考えてたんだよ」





「すずの昔の写真見せてもらったこと思い出してさ」




「暁はすずちゃんが好きなんだな」





「まぁな」




「そういや、すずちゃんの所に行かなくていいのか?」




「そうだった!」


もう昼だ!

院長と話している間に時間が過ぎてたんだな…



「すずに会いに行ってくる」




「いってらっしゃい」



医局を出てすずの病室に行くと

寝息をたてて眠っていた。


「ふっ、無防備」



寝ているすずにキスした。




「ん?…暁…」

「私、寝ちゃってた?」




「うん、寝てたよ」