「ん…」


あれ?由香…



足らへんに、重みを感じて体を起こすと

由香が寝ていた。



由香を起こさないように

ゆっくりと手をよせてベッドからおりた。




由香の脈をはかると速かった

息切れしてるし…



もしかして貧血?




急いでナースコールを押すと


「すずちゃんどうした?」



和樹先輩がでた。



「由香が貧血で倒れて」




「すぐ行く」




ガラッ


「由香!」


息を切らした先輩が入ってきた。