「…ず…すず」
ん?
暁の声?
「すず熱上がってるから点滴しておいたよ」
目を開けて横の点滴スタンドをみると
解熱剤が掛かっていた。
「ありがと…」
「あと、ご飯食べれなかった?」
「う…ん…」
「水分とれる?」
正直何も口にしたくない
「無理かな…」
「そっか…なら点滴いれていい?」
「うん…」
仕方ないよね…
水分とらないと脱水症状になるし。
なんて考えている間に点滴がささってた。
いつのまに…
「水嶋さんから聞いたよ」
「今日は熱隠さなかったんだよね、偉い偉い」
ナデナデ
褒められて、なでてもらえた。
てか
水嶋さん本当に言ったんだ…
この年になって隠すのもどうかとおもうんだけど…