嫌いだけど…



「すずちゃん、走ったよね」




「は…い…グスッ」




「走っていいんだっけ?」




「だめ…グスッグス」


もうやだ

怖いよ…


走んなきゃ良かった。



「わかってるならもう走るなよ」

「凄く心配したんだから」




えっ…

「グスッグス…ごめん…」



ギュッ

えっ…

もしかして抱きしめられてる?




「もう心配させんなよ?」

「俺、すずちゃんの事好きだから心配なんだよ」




「えっ今なんて?…グスッ」




「すずちゃんが好きなんだよ」




「私も…好き…グスグスッ」