「歩、この巻き髪女と知り合い?」
「あー……」
歩が口を開きかけたとき、また甲高い声がそれを遮った。
「巻き髪だなんて失礼ね!! それに、栗原様のことは栗原様とお呼びなさいこの馬鹿女!! あんたが栗原様とつるむなんて一万年早いのよっ!!」
「「…………面倒くさっ」」
「ハモるな!!」
顔を真っ赤にして私に怒りをぶつけてくる巻き髪女。
ぜいぜいと肩で息をした後、自慢げにその巻き髪を揺らした。
「いーい? 聞いて驚かないで? 私は栗原歩様ファンクラブの会員番号No,1!! つまり、私が栗原様の一番のファンなのよ!!!」
「……ふーん? ところでさ、歩」
「なっ……あなたねぇ!!」
キレる巻き髪女を無視して歩に話しかける。


