「お前ら、何なの?」 低い声が、頭上から聞こえた。 見上げると、南蓮央が無表情でヤンキーどもを睨んでいた。 「あぁ〜? お前こそ、何だよ?」 ヤンキーが挑発するように南蓮央の胸ぐらを掴む。 青い髪を見れば【睡蓮】って分かるんだろうけれど……今はキャップを深くかぶってるから分からないんだ。 胸ぐらを掴まれた南蓮央は、フッと鼻で笑うと、その腕を掴んだ。 「…うっ!?」 ヤンキーが痛みに顔をゆがめる。 それを見た他のヤンキー達が慌てたように駆け寄ってきた。