「綺麗な青だね!もしかして、地毛?」 「え……?」 目を輝かせて、その子は言う。 「あたし、青好きなんだぁ!名前、何ていうの?」 「あ……南葵」 「葵くんか!ぴったりのいい名前だね!」 いたずらっぽそうな瞳は、とても綺麗だ。 この髪を見て一言めに『地毛?』と言われたのははじめてだ。 どうしてだろう…… この笑顔を、ずっと見ていたいと思ってしまう。