「ねぇ、蓮央」
となりに寝転ぶ蓮央の服の裾を引っ張る。
「何だ?」
「虹色の薔薇の花言葉、なんだと思う?」
「……?何だよいきなり」
「別に?蓮央って、今、虹色の薔薇みたいだなーって思っただけ」
「…分かったぞ、花言葉」
「え?」
「『お前を襲いたい』だな」
「な、なななっ!?バカじゃん!!」
ベシッと蓮央の腹を叩き、立ち上がる。
「いてっ!?おい咲誇!!」
「来ないでヤンデレストーカー!!」
「……捕まえて、帰ったら一日中食うぞ」
「捕まえられるもんなら捕まえてみなっ」
「言ったな?」
「きゃーっ!!」
笑いながら、砂浜を走り回る。
まぁ、この後数分もしないうちに私が捕まったのは、言うまでもないです、が…………。


