父とのいざこざの時にもそれっぽいこと言われたけれど、正面からストレートに言われた方が何千倍も嬉しい……!!
「籍入れるのはいつがいい?」
蓮央に尋ねられ、私は迷わず言った。
「来年の、11月13日」
「11月13日?それって、咲誇と俺が……」
「そう、私たちが出会ったあの日だよ。それも、覚えててくれたんだね!」
「忘れねぇよ…。あの日から、俺の運命が変わったんだから」
私は笑い、蓮央の手を握って、黄金に輝く海を見つめながら呟く。
「私、あの時オヤジに声かけられてよかった。そうじゃないと、蓮央に会えなかったもん」
「バーカ。俺とお前は、それより前に会ってたんだよ」
「……え!?どういうこと!?」
「秘密」
「……蓮央の意地悪」
「咲誇限定でな」
蓮央に私の頭を引き寄せられ、彼の肩に頭を預ける。


