ぽかんとして、二人を見る。
「あっれぇ~?あなた、新くん?何、その子と付き合ってるのぉ~?」
「あぁ、咲ちゃんは僕の運命の相手なんです!」
「へぇ、そぉなんだぁ~」
意味の分からない会話を普通に流している奈緒。
「新、今日の放課後は幹部の集会がある。体育館に来い」
「あ、そうなんだー。それじゃあ、咲ちゃんと遊ぶのは今度にしまーす」
翠斗とも普通に会話してるし……。
ど、どういうこと!?
「新くんいないと、奈緒淋しいしぃ~。今日は、ちゃあんと来てよねッ!」
「はい!」
奈緒のぶりっ子攻撃にも爽やかに返事をする新は、ヤンデレだけどすごいと思う。
その様子を見ていた私と、翠斗の視線がぶつかった。
翠斗はニヤリと笑うと…………突然、奈緒を廊下の壁に押し付けた。


