___バキッ!!!
勢いで、掴まれていない方の腕で金髪を殴ってしまった。
ズザァッと廊下のはるか遠くにスライディングしていく金髪。
・・・あ、やっちゃった。
「タカヒロー!!」と叫んでいたもう一人の金髪が、怒りの形相で振り返った。
「お前っ……女だからって調子のんな!!」
繰り出されたパンチを余裕でよけ、みぞおちに膝で蹴りを入れる。
「ゔっ!!」
呻いたそいつに、トドメの一発。
「ぐあぁっ!!?」
回し蹴りをして、タカヒローとかいう奴の隣まで吹っ飛ばしてあげた。
完全に気絶して泡を吹いている二人。
知ーらないっと。
こっそりそこから立ち去ろうとしたとき。


