苦しくて胸を叩いても、離してくれない。 頭が痺れ、意識が朦朧とし始める。 ダメ……立てない………… 自力で立てないくらい激しすぎるキスに、気を失いそうになったとき。 ふいに唇が離れ、肺に空気が流れ込んできた。 閉じていた目を開けると、そこには妖しく笑っている蓮央がいる。 「……良くできました、彼女さん♪」 「っ……バカ!!」 酸欠寸前までキスしておきながら、何が「良くできました」だよっ!! 死ぬかと思ったじゃん・・・