「海って夏だけのイメージがあるけどよ、冬は月や星が浮かんで綺麗だよな。だからここ、『宇宙海岸』って呼ばれてるんだ」
「宇宙海岸……」
確かに、海に映った星が本物に見えるほど綺麗で、まるで宇宙にいるみたい。
宙ガールが来たら、テンションMAXになりそう。
「いつもは幹部のメンバーで来て朝まで酒飲むんだけどな、今日はお前と二人」
『二人』という言葉に、胸が温かくなる。
何だか『特別だ』って言われているようで嬉しい。
「どうだ?気に入ったか?この場所」
「もちろんだよ……ありがと、蓮央」
「はは、良かった」
笑って頭を撫でてくれる蓮央が、どうしようもなく愛しく感じる。
翠斗のときより、ずっとドキドキしてる……


