次々に殴りかかってくる男たちは、全員 倒れてしまった。 「お前っ……一体、何者だ……!?」 刈り上げ男が苦しげに呻いて私を見上げる。 私の正体を見抜けなかった、かわいそうな 男に教えてあげようかな。 「……私は、黒薔薇だよ」 「黒薔薇…だと……!?」 刈り上げ男が目を見開く。 「さよなら、ミヤビさん」 にっこり笑って……トドメの一発。 ――...ガッ!! ミヤビさんは呻くことなく、気を失った。