私が下がると、南蓮央がまた大声を出して、締めくくる。
「こいつが、今日から【睡蓮】の姫だ!!
お前ら、こいつを信じられなくても、今は黙ってついてこい!! 俺の目に狂いはないってこと、見せてやるからよ!!」
総長の言葉に、その場にいた全員が興奮し、感嘆の声をあげた。
続けて圭太が声を張り上げる。
「てことで今日は無礼講だ!! 俺らが酒を買っておいたから、好きなだけ飲め!!」
「さすがっす圭太さん!! アニキ!!!」
「おぅよ!!」
「圭太、俺にもビールくれよ!!」
「諒真は酔うとうざいからダメ」
「ぐぁ!? なんてことを!!」
圭太と諒真さんがビニール袋を抱えながら階段を下りていく。
真浩もそれを追いかけていった。
「ほら、お前もいくぞ」
南蓮央が私を振り返って手招きしている。
私なんかが入っていって邪魔じゃないのかな……
「でも……」
「大丈夫だって、チューハイも買ってあるから!」
「いや、そうじゃなくて…」
「いいから!!」
肩を掴まれ半強制的に下に行かされる。


