俺の彼女は車椅子でした。


「奈々
このあと少し二人で話したいんだけど…
体育祭終わったあと時間ある?」

わたしは頷いた。

「じゃあ、去年の教室で待ってて。」

休憩後
また、体育祭が再開された

わたし達四人は売店のジュースを飲んで体育祭を見ていた。

「奈々、友達たくさんいるんだね〜」

明日香が隣に座ってスポーツドリンクを飲んでいる。



「…彼氏とか…いたの?」

「え?」

唐突な優人の言葉にジュースを吹き出しそうになった。

「いないよ、いない。
あんまり男子と話さなかったし…」

「へぇ…」

…なんでそんなこと聞くんだろう…