綾香さん……
「ごめん…
奈々さんの気持ち考えられなくて
動揺してるんだ……
子供おろして、不安になって
知ってる名前見て少しほっとしたら
こんな状況なんだもん……」
「あやか……さん。
いきて……くださ…い」
「え?」
「…たのしんで……じんせ…い」
「…わかった…
奈々さんも多分優人に言ってないんでしょ?
後悔しないでね」
わたしはゆっくり頷いた
「バイバイ…」
綾香さんは病室から去った
みんな苦しんでるんだ…
あんなに嫌ってたのに
寂しくなった
もし他のところで出会ったら、
仲良くなれたのかな……
多分18年間でたくさんの出会い無駄にしてきたのかな

