………もし、養護学校行ってたら…
どうなってただろう
でも今は、普通学校で過ごしたあの日々が
夢のようだった
10月初め、また先生がお見舞いに来てくれた
もう完全に退学したはずなのに
明らかに痩せた私に目を細めた
「三浦さん。体調はどう?」
「今日はだいぶいいです
……あの…石原くんとか…元気ですか?」
「勉強頑張ってるわよ
だけど…時々寂しそうにあなたの席を見てるわ。
あなたの机を片付けようとしたら、止められたもの」
なんか想像できた
少し嬉しかった
「本当にいいの?言わなくて」
「はい。決断したことなので」
優人には夢叶えてほしいから

