俺の彼女は車椅子でした。



「ごめん!お待たせ!」


駅で4人集合した。



「なんか…奈々…いつもと雰囲気違うな…」




「え?」



優人の第一声だった。


「早く電車乗ろ〜!」


電車は程々に混んでいた。


亮と明日香が椅子に座って、優人がわたしの前に立った。


ガタン


優人がわたしの後ろの壁に手をついた。



「あ…ごめん」



「だ、大丈夫」



なぜか、ドキッとした



なんでだろう…