俺の彼女は車椅子でした。


バスケ部が活動禁止になってからしばらく経った。

美術部が終わって昇降口に向かった

「……優人」

「たまには一緒に帰んね?」


そして優人がゆっくり車椅子を押してくれた

「デッサンどうだ?」

「まだ始めたばっかりで全然
優人は自主練やってる?」

「あんまりやってねぇな」

「どうして?」

「バスケってチーム戦だから
筋トレとかはやってるけど、ガチの練習は自主練じゃ補えねぇんだよな……
そんなら、ちょっとでもこの時間を大切にしようかなってな」

そう言って優人が笑った

「まぁ、これ、亮が昔言ってたことなんだけどな」