「かもね」 「え?」 「チクってよ…先生に…チクってよ!!」 日比谷さんが自分の髪の毛をぐしゃぐしゃにしながら言った 「そうだよ……お母さんに注目されたくて…構って欲しくていじめてたよ… でももうどうでも良くなってるんだよ… 自分でもどうしていいかわかんない だから……チクって 私のこの行動に終止符を打って」 日比谷架純の目に涙が溜まっていた そしてそのまま走って帰ってしまった いじめている方も苦しんでる すごく感じた。