茶髪くんと日陰ちゃん







変なドキドキが私を襲う…。






あんな優しい声で呼ぶから……




っ……早く起こさないと…







「か…風間君っ…

起きて…」





私は風間君をできる限り揺らした。






「………んー…………」






私の声に風間君は目を擦り始める。






バクバクと私の心臓は音を立てる。







「かざ…ま…くん……?」






まだ抱き締められてる私は風間君を揺らすと声をかけた。