「できない…? でも俺が無理矢理したらできちゃうよ」 クスクスと笑う遠原君。 そ…そうだ… いま私は遠原君に押し倒されてて遠原君を押し退けるなんて力がなくて敵わない。 …もしかして……私これピンチだ……! 「遠原君…っどいて…」 は…早くここから逃げないと…私やばい… 「目の前にいるのに俺逃がすの?」 …………遠原君てもしかして女好き……? だから風間君は好きになるなって…… あぁ…どうしよう… この状況の解決策が出てこない…。