「日景…?」
聞こえる限りこの声は風間君。
さっきから私の名前を呼びながらシャッと次々にカーテンを開ける音が聞こえる。
……次は…ここ……
シャッ……
「ひかげ………って志月…?」
私を毛布の中に隠した遠原君。
その意味は分からないけど、座ってる遠原君は確実に風間君と目が合ってるはず。
「どうしたの恭」
何もないように遠原君は風間君と喋る。
「いや…日景…昨日の会った女保健室に来なかった?」
…心配して来てくれたのかな……?
ここにいるよって起きるに起きれない。
でも遠原君が言ってくれる…
そう思ったのに…
「ううん?
俺ずっとここにいるけど誰も来てないよ」
あ………れ……?

