「そう…。」 心なしか少し風間君の声がいつにもまして弱々しく感じるのは気のせいなのかな…。 風間君は私の肩に顔を埋めたまま動かない。 「風間君…?」 名前を呼ぶとゆっくり顔を上げ始める。 起き上がると思った私は上半身を起こそうとする。 グイッ… すぐにまたさっきと同じ視界になって… 私の目の前には唇が触れるか触れないかの際どい距離に風間君の顔…。